2024-11-21

アジャイル開発は、要件定義からリリースまでの流れを繰り返し行っていく方法です。まずクライアントとエンジニアで共同開発チームを立ち上げ、開発全体の範囲を2週間程度で行える範囲に分けます。そしてその範囲の要件定義から設計、実装、テストそして修正、リリースまでを実施。次に行うべき区分を決めて要件定義からリリースまでを行います。クライアントの要望をヒアリングしながら作業を繰り返し、スピーディーに開発が行えるのが特徴です。アジャイル開発とよく比較される開発手法として、ウォーターフォール開発というものもあります。(両者の違いや特徴はhttp://waterfall-agile.comを参照のこと)

プロトタイピング開発は開発の初期の段階で、試作品を作り、クライアントの要望に応じて仕様やプログラムを決めていくという方法です。顧客が漠然としたイメージしか持っていない場合でも、試作品があれば、クライアントが細かな仕様を決めていくのに助けになります。細かな修正の仕事は必要ですが、大掛かりな修正はないので、時間的にも費用の面でも効率的に開発を行えます。

スパイラル開発は、開発の工程を機能別に分けて、重要なものから手掛けていく方法です。工程が終わるたびにクライアントに評価してもらいます。開発工程は要件定義から設計、実装、テスト、評価で、設計では、優先度が高い機能だけを作成し、この開発工程を繰り返していきます。機能単位で計画を立てるので、スケジュールの変更が比較的容易にできます。

DevOpsは、開発チームと運用チームが協力して開発を進める方法です。これによってシステムの利便性が増すと同時にリリース後の安定性も確保されます。ただ、2つのチームが提携して行うので、どちらかのチームにトラブルが生じると全体の進捗に影響が出るというデメリットがあります。